こんにちは。Moppiです。ミニマリストにあこがれて少しずつ断捨離をはじめました。
きっかけは特にありません。ただ、以前から日々の暮らしを大事に、ていねいに送りたいと思っていました。自分が好きな物だけに囲まれていれば、おのずと日々の生活も大事にしようと思えますよね。好きな物、大事にしている物は人によって違いますから、最終的に残る持ち物の数も人それぞれでいいのだと思います。
ミニマリストとは?
ミニマリストについて、コトバンクでは以下のように定義されています。
持ち物をできるだけ減らし、必要最小限の物だけで暮らす人。自分にとって本当に必要な物だけを持つことでかえって豊かに生きられるという考え方で、大量生産・大量消費の現代社会において、新しく生まれたライフスタイルである。「最小限の」という意味のミニマル(minimal)から派生した造語。
出典 (株)朝日新聞出版発行「知恵蔵」
ミニマリストになることで得られる3つのメリット
掃除がラクになる
単純に持ち物が少ないので、整理整頓や片付けが短時間で済みます。
物のメンテナンスにかける時間も節約できるので、そのぶん自分のやりたいことに多くの時間をかけることができます。
お金の節約ができる
買い物をする際に、自分にとって本当に必要なものかよく考えるようになるので、余計な買い物をしなくなります。今の自分の持ち物で満足できるようになり、買い物欲が自然とおさまるのです。
自分のやりたいこと、大切にしたいことが明確になる
物を取捨選択していくと、今の自分にとって本当に必要なものだけが残り、それによって自分でも気づいていなかった大切にしたいことが明確になります。例えばたくさんある本を断捨離して特定の分野が残ったのなら、それが今の自分がやりたいと思っていることなのでしょう。
究極のミニマリスト
究極のミニマリストはムーミンに出てくるスナフキンでしょう。スナフキンは詩と音楽を愛する旅人で、使い古した洋服と帽子を身に着け、背負っているリュックにはテント、ロウソク、ハーモニカ、釣竿くらいしか入っていません。常に必要最低限です。
スナフキンの暮らし方をまるまる真似することは不可能ですが(少なくとも私は)、スナフキンの言葉や生き方は、これからミニマリストを目指して断捨離していく人の励みになるものばかりです。
スナフキンにとっては、どうしてみんなが持ち物をやたらに欲しがるのか、わけがわからなかったからです。スナフキンときたら、生まれたときからきている古シャツ一枚で、すみからすみまで幸福だったのです。
(中略)
そうして、いつなんどきでも、スナフキンの手ばなさないただ一つの持ち物といえば、ハーモニカ一本だけだったのです。
出典:たのしいムーミン一家
さすがにハーモニカ1本だけとはいきませんが、私もそういうずっと大事にできるものを厳選したいです。
「なにかを手にいれようと思ったとたんに、めんどうなことがおきるものさ。どこへいくにも、よっこらしょと、そいつをかついでいくんだぜ。ぼくは詩にするだけでいいや。そのほうがずっと気がきいてるからね」
出典:ムーミン・コミックス14 ひとりぼっちのムーミン
スナフキンの身軽な生き方(トランク1つで生きていくような)にあこがれます。
「あとかたづけなんて、わけないじゃないか。小川の中で、おさらをくるくるっとまわして、手をあらって、手をふいた青い葉っぱを1まい、ぽいとすてればいいんだ。なんでもないことだ。」
出典:ムーミン谷の十一月
神経質なフィリフヨンカと、小心者なのに見栄っ張りなヘムレンが食後の片づけの分担について口論していた際にスナフキンが思ったことです。物を持たないスナフキンだからこそできるシンプルな考え方。口論する間にぱっと片付けてしまったほうがみんな幸せですものね。
ミニマリストになろう
ミニマリストを目指して、少しずつですが断捨離を始めています。参考にしているのはこちらの本↓
あまりにも有名な本だとは思いますが、近藤麻理恵さんの片付け本。片づけとは「モノを通して自分と対話する作業である」、片づけをすることで人生が変わる、といった自己啓発だけでなく、具体的な物別の片付け方や順番も書いてあり、これから片づけを始めようという方の参考になると思います。
私の場合、文字だけだと理想の部屋のイメージがつきにくかったので、写真付きの本も購入して参考にしています↓
シンプルライフを送っている人気ブロガー&インスタグラマーさんたちの部屋の写真がたくさん載っていて、片付けの最中に、自分の部屋なんかごちゃごちゃしているな……と思ったときに見ています。自分なりのシンプルライフを送ることが最終目標ですが、まずは理想の誰かの真似をしてみるのもいいのではないでしょうか。
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